2019年9月3日に、スッキリで一ヶ月後の増税に向けての特集をしていました。
軽減税率8%対象の飲食料品と、週2日以上発行の定期購読の新聞以外は、10月1日から消費税10%になっちゃいます!
増税後は、一般家庭で年間5万円の負担が増えるとも言われているらしいですよ!
前回の増税の時には、駆け込み需要が起きたり、その後長い買い控えの行動が起きてしまいました。
増税になる前に、何をどうすればお得になるのか、情報を確認しておきましょう!
増税後のキャッシュレス消費者還元とは?
簡単に言えば、クレジットカードやスマホ決済で会計すると、5%ポイント還元してくれることを言います。
ただし、資本金5000万円以下の中小企業、つまり街の小さな店が対象ですね。
また、セブンイレブン・ミニストップ・ローソン・ファミリーマートの大手コンビニ4社は、キャッシュレス決済時に2%の実質割引などを行うとのこと。
増税になったからといって、損ばかりではないようですね。
また、飲食料品についてですが、外食は10%で持ち帰りは8%と、ちょっとややこしいことになっています。
そこでくら寿司では、消費税8%のテイクアウトの予約システムを作るそうです。
各企業で色々対策をやっているんですね。
ビールやお酒は増税前に買う方がお得!
飲食料品は持ち帰りなら8%と言いましたが、酒類はなんと10%の対象に入っているんです。
なので、ビールをお得に買うなら、増税前がいいですよ!
しかしビールといっても、ノンアルコールビールはお酒には含まれず、清涼飲料水あつかいになるため、こちらは8%になります。
また、水道料金ですが、飲み水として使うから飲食料品に入るかとおもいきや、こちらは10%になります。
お風呂とか洗濯にも使いますからね。
洗濯機や冷蔵庫は増税前に買うのがお得!
洗濯機や冷蔵庫などの白物家電は、秋口に新型モデルが出ます。
そのため、旧モデルが安くなるんです。
だから、季節の問題ですね。
増税前の駆け込み需要で、安い商品は在庫切れになってしまうかもしれません。
テレビは増税後に買うのがお得!
テレビは、6月頃に新型モデルが発売され、旧モデルが安くなります。
テレビなどの黒物家電は値崩れがしやすいので、増税分の2%以上の値引きが期待できるんです。
なので、焦って増税前に買うより、増税後に買った方がお得なんですよ。
最新モデルをいち早く買いたい!という方には関係ない話になりますが…
自動車は増税後も増税前も関係なく車種による
自動車は、増税前に買った方がお得な感じがしますが、実は車種によっては逆に損をすることも。
例えば、排気量の少ないガソリン車を買ったら、増税後にお得になるケースもあります。
車本体の価格としては増税後の方が上になりますが、自動車税や環境性能割などを計算すると、年間約4000円の減税となり、4年以上乗るだけで差額分を取り戻すことができるんです。
自動車を購入する時は、自動車税が関わってきますので、本体の代金だけで考えない方がいいかもしれませんね。
家の購入の増税タイミングはいつ?
9月中に契約をし、10月に鍵の引き渡しをした場合、消費税は10%になります。
急に10月になってから10%になるのではなく、引き渡し予定はきちんと決まっているはずなので、不動産屋さんからも説明があると思います。
不安でしたら、不動産屋さんに確認しておきましょう。
自動車の購入の増税タイミングはいつ?
自動車の購入の場合、9月に契約をしても、9月中に運輸局に登録をしないと消費税は10%になってしまいます。
9月中にナンバーを取りにいくようにしましょうね。
楽天などの通販サイトの増税のタイミングは注文時?発送時?
楽天などの通販サイトで9月に商品を購入し、発送が10月になった場合は、消費税が10%になってしまいます。
注文をした日や家に届く日ではなく、商品を発送した日が10月1日以降になった場合に10%が適用されます。
9月中に注文したから大丈夫、と思っていたら大間違いなので、インターネット通販で買い物する時には、9月末ギリギリの注文はやめておきましょう。
何か買う予定がある場合は、早めに注文しておきましょうね。
10月1日に変わる家に関わる税制とは
10月1日以降は、家に関わる税制も変わります。
「住宅取得の贈与税の非課税枠拡大」最大1200万→最大3000万円へ
「次世代住宅ポイント」省エネ・耐震・バリアフリーなどの場合、最大35万円相当のポイント付与
「住まい給付金」最大50万円支給<対象拡大>収入額目安が775万円以下に
「住宅ローン減税延長」10年→13年へ(ローン残高の1%を所得税から控除、年40万円まで)
対象が拡大されるのは助かりますね。
さいごに
大きな買い物は増税前の方がお得かと思いましたが、自動車税などの他の税金がかかる場合は必ずしもそうではないようですね。
8%と10%の違いは大きいですが、焦っていらないものを買ったり、逆に損になるような買い物をしないように注意しましょう。