zip!正しい睡眠法!正しい寝方や起き方,枕や敷布団の固さを紹介!

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2019年11月19日のzip!の特集で、正しい睡眠法について特集していました。

今まで自分がしていた寝方は、実は体にとってあまりよくなかったかも!

教えてくれたのは、睡眠に詳しい16号整形外科の院長です。

ぜひ参考にしてください。

正しい寝る時の体勢は?

まず正しい寝る時の体勢をチェックしてもらったのは、ラグビーワールドカップ日本代表の田中史朗選手と、松田力也選手です。

お二人とも、右を下にした横向きで寝ていました。

これは…OKです!

実は、寝返りで右向きにも左向きにも上向きにもなるので、最初の寝る姿勢は仰向けでもなんでもいいんですね。

ただし…うつ伏せだけはいけません。

内蔵が圧迫され、寝返りが打ちづらくなってしまうからです。

寝返りは、血液やリンパ液を循環させたり、起きている時にゆがんでしまった体を正すなどの効果があります。

1つの布団で家族でぎゅうぎゅうに寝るのは正しい?

小さな子供がいるご家庭では、川の字になってひとつの布団で寝ている場合も多いですよね。

これは、実はあまりよくありません。

理由は、子供がいると親は寝返りを遠慮してしまうからです。

一人につき90cmの幅を確保し、充分な寝返りを打てるようにすれば、ぐっすりと気持ちよく眠ることができます。

ぜひ寝返りを意識して寝てみてくださいね。

敷布団の正しい硬さは?

敷布団の硬さも悩みますよね。

番組では、ベッドの上でやわらかい沈む感じのする敷布団を使っている家庭と、畳の上で薄くて硬いマットレスを使っている家庭が出てきました。

睡眠に詳しい整形外科の院長の判定は…

やわらかい敷布団はBADで、硬いマットレスはGOODでした。

理由は、敷布団が柔らかすぎると、腰が沈んでしまい寝返りが打ちにくいからです。

畳に5cmくらいの布団1枚が基本のいい硬さだそうです。

腰が沈みこまない方が、寝返りを打ちやすいからです。

枕の高さで正しいのは?

枕にも色々ありますよね。

かたいもの、やわらかいもの、高いもの、低いもの…

こちらも、頭が沈み込むほどやわらかい枕はBADでした。

やわらかくフニャフニャしている枕だと、大きな骨盤で力を出さないと、寝返りを打つことができないんです。

同じく、高低差や弾力がある枕も使うのを避けましょう。

家にあるもので簡単にできる、正しい枕の作り方をご紹介します。

3~4cmのフロアマットと、タオルケットを用意します。

フロアマットを畳んだ上に、畳んだタオルケットを載せます。

そのタオルケットを1枚1枚はがすようにして、自分に合った高さに調節してください。

実際に枕を使ってみて、上を向いたときに楽に呼吸ができるかを確かめてください。

すぅーっと息が出来たらOKです。

横を向いた時、低すぎたり高すぎたりする枕だと頭が斜めになってしまいますので、頭が斜めになっていないか鏡等で確認しましょう。

頭を枕に置いたまま、回れるようになっていれば寝返りもきちんと打つことができます。

実際に、もとのやわらかい枕(高さ11cm)から、手作り枕(高さ8cm)に変えたところ、寝返り3回しか打たなかったのが7回まで増えました。

こちらの枕はタオルタイプで高さを自由に調節できるので、まさにぴったりです。

腰痛の方必見の寝た後の正しい起き方

ぎっくり腰をやってしまった方や、普段から腰痛に悩まされている方などにおすすめの、正しい起き方について紹介します。

まず仰向けになり、膝を立てます。

そして両腕を左に置きます。

そのまま体を横に向け、足をベッドから下ろしながら、手を踏ん張って体を起こします。

これが、一番背骨を痛めない起き方になります。

手を使って起きる感じになります。

ベッドの両サイドをあけておき、痛い方の腰を下にして起き上がってください。

また、腰が痛い時に足を折って寝るのもGOODです。

腰や座骨神経にいいそうですよ。

仰向けで寝る場合は、膝を立てて寝始めるといいでしょう。

しかしこの時、ひざの下に枕やクッションなどを入れてはいけません。

寝返りが打てなくなってしまうからです。

さいごに

とにかく寝返りが重要ということですね。

やわらかい布団や枕を使うと気持ちいいけど、睡眠にはよくなかったとは驚きです。

身体が沈んでしまって寝返りが打ちにくいから、かえって疲れそうですね。

枕も敷布団も、高さと硬さを意識して選んでみてくださいね。

下記の記事では、快眠アイテムについて紹介しています。

さらにいい眠りのために、チェックしてみてください。

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