2020年6月26日のzip!で、冷凍トクトクテクニックの特集をやっていましたね。
冷凍はただの保存方法ではなく、時短調理・おいしさキープ・栄養キープの裏技とも言えます。
冷凍のお得な調理技術を身に着けて、楽に美味しい料理を作っちゃいましょう!
基本の冷凍保存法!豚バラ肉の保存の仕方とは
まずは基本の冷凍保存法を豚バラ肉でご紹介します。
最初は用途に合わせて小分けしてください。
面倒だからといって、大きな塊のまま冷凍しないでくださいね。
食べきり小分けにしないと解凍するときに面倒ですし、解凍してから使う分だけ出して、残りを再冷凍するのを繰り返すとうまみが流出してしまうんですよ。
そのため、必要な分だけ小分けしたら、それらをラップに包んでください。
正しい食材の包み方は、ラップで空気を遮断し、丁寧に包むこと。
なるべく平らになるように意識してくださいね。
でこぼこしているとムラになりやすいので、平らにすることで均一で早く空気が抜けますよ。
冷凍庫の中は乾燥しているので、乾燥から守ることが大事です。
食材が参加したら味や食感が落ちてしまうので、雑に包まないようにしてください。
ラップで包んだら、ジップロックなどの冷凍用保存袋を用意します。
食材はダブルで乾燥から守ることが大事です!
ラップで包んだ食材を袋に入れたら、全力で空気を追い出してください。
入り口に空気穴を小さめに開いておき、下から丁寧に空気を出しましょう。
調味料を使った冷凍時短調理テクニック
ラップ+冷凍用保存袋でダブルで乾燥から守って冷凍することが大事といいましたが、別の方法もあるんです!
それは、ラップではなく調味料を使った方法。
調味料がなんとラップ代わりになっちゃうんです。
これは、冷凍前に下味をつけることに繋がります。
まずは醤油・みりん・酒・ごま油・しょうがを冷凍用保存袋の中にそのまま直接入れちゃいます。
保存袋をもみもみして調味料をまぜたら、そこに豚肉を入れ、調味液とからめます。
よくからめたら、平らになるように空気を抜いておきましょう。
これで冷凍・解凍時に味がしみこむので、時短調理が可能に!
おいしさもキープされますよ。
下味済みだから調理も簡単、夕飯作りがめんどくさいっていう日にさっと取り出して焼くだけですぐにおいしいおかずができちゃいます。
きゅうりの下味冷凍保存方法
お肉だけではんく、野菜も下味をつけて冷凍保存できますよ。
まずはきゅうりを薄切りにします。
そして塩もみします。
塩もみしておくことで、食感が残りやすくなるんですよ。
さらにすし酢を加えて混ぜてください。
できましたら、汁ごと冷凍用保存袋にin!
空気を追い出して薄く平らにします。
流水で解凍したら、西川流きゅうりの酢漬けの完成です。
一品用意したいときに便利ですね。
冷凍調理でめんつゆ解凍の野菜たっぷりそうめん
夏にピッタリの冷凍調理を使ったそうめんレシピの紹介です。
用意するのは、5種類の冷凍野菜です。
トマト・小ねぎ・パプリカ・にんじん・みょうがを一口サイズに切ったものを冷凍しておきましょう。
ゆでたそうめんをお皿に盛り付けたら、それぞれの冷凍野菜を、凍ったままぱきっと追ってそうめんに乗っけます。
彩りもきれいで見た目もグッドですよ。
野菜をたっぷり乗せたら、栄養不足も解消されますね。
そして野菜の上から、めんつゆをぶっかけます!
これがめんつゆ解凍です。
凍ったままの夏野菜を使ったぶっかけそうめん、かなり簡単ですよね。
お野菜のうまみがガツンときて、氷を使わないからつゆが薄まらないんですよ。
滲み出た野菜のうまみも楽しめます。
そうめんだけではなく、冷やし中華や冷やしうどんでも、ぜひ試してみてください。
冷凍調理スイーツ・レモンソルベ
冷凍調理でご飯を食べたら、デザートにスイーツもほしいですよね。
まずは、卵一個分の卵白を用意しましょう。
さらにボウルにグラニュー糖と塩をひとつまみ加えます。
ハンドミキサーで泡立てて、メレンゲを作ってください。
鍋に水を入れ火をかけたらグラニュー糖を溶かし、レモン汁と合わせます。
鍋をさましたら、それにボウルのメレンゲを加えましょう。
あとは冷凍用保存袋に入れて平らにならして空気をぬき、冷凍保存するだけ。
お皿に盛り付けたら、「冷凍メレンゲで作るレモンソルベ」の完成です。
夏にぴったりのひんやりスイーツですね。
さいごに
ただ単に冷凍保存するよりも、美味しく賢く保存したほうが便利ですね。
正しく冷凍保存して、いろいろ応用していけるといいですね。