2020年2月12日のzip!で、花粉対策特集を行っていました。
新型ウイルスの影響でマスクがなかなか手に入らない状況ですが、そもそもマスクだけじゃ花粉を防ぎ切れない方もたくさんいるかと思います。
zip!で紹介していた、耳鼻科医師などが推奨する効果のある花粉症対策について、まとめてみました。
街の皆さんの花粉症対策は?
まずzip!が行っていたのは、街やオフィスにいる花粉症の方の対策でした。
空気清浄機を玄関に置き、扉側に向けて起動させておくという方や、花粉対策スプレーを使用しているという方もいました。
花粉対策スプレーとは、顔の周りなどにスプレーをすることで、静電気の発生を抑え、花粉の付着を抑制するものです。
気軽に使えるし、安いし、持ち運べるし便利そうですよね。
他には、マスクの内側にペパーミントの香りをスプレーし、鼻の通りをよくしている方もいました。
みなさん色々工夫しているんですね。
花粉症対策の新薬は注射?
2019年12月に花粉症対策として新薬が日本で承認されました。
こちらは重症のスギ花粉症に対して注射として使われるもので、ゾレアという抗体療法になります。
体内で起こるアレルギー反応を元からなくす薬で、スギ花粉そのものの原因に直結します。
一回の接種で2~4週間持続します。
料金は、保険適用(3割負担)で、成人の場合、7088円からとなっています。
重症患者が対象となっているので、耳鼻咽喉科などの専門医と相談してみてくださいね。
花粉症対策に効果がある食べ物は?
花粉症対策に効果があると言われているのが、酢酸菌です。
こちらは、長期間とると花粉症の症状が和らぐという報告が出ています。
酢酸菌とは、もろみ酢や黒酢、バルサミコ酢などです。
おすすめの食べ方は、バナナと黒酢を用いたレシピになります。
材料は、黒酢25ml、黒糖15g、バナナ1/3本をスライスしたものです。
こちらをすべて混ぜるだけで完成です。
作り置きせずに、毎日少量ずつとると効果的です。
具体的には、4週間程度食べると、症状の緩和が期待できますよ。
また、花粉症の人が一番多い山梨県の山梨学院大学の学生に聞いたところ、毎朝納豆を食べてから、花粉症が軽く感じたそうです。
納豆は発酵食品に含まれる酵素が免疫力を調節し、花粉症の症状の緩和に効果があったのではないかとのことでした。
納豆が好きな方は、納豆も試してみてくださいね。
医師がすすめる手作りマスクの作り方
新型ウイルスなどでマスク不足が懸念されますが、お店で手に入らなくても家にあるものでマスクを作ることができます。
材料は、キッチンペーパー、ティッシュペーパー、ホチキス、輪ゴムの4つだけです。
作り方は、まずキッチンペーパーを半分に折り、続いて蛇腹に折りたたみます。
蛇腹に折ったキッチンペーパーの山折りの左右の部分を一箇所ずつホチキスで留めます。
次に内側となるマスクの左右真ん中くらいに輪ゴムをホチキスでつけます。
同じく内側にティッシュペーパーを置き、ホチキスで四隅の4箇所を留めたら完成です。
ウイルス除去効果などはありませんが、マスクが手に入らない時にはおすすめです。
花粉対策おすすめグッズとは?
花粉対策におすすめのグッズとして紹介されたのは、首にかける空気清浄機です。
エアクリーンネックバンドは、マスク一体型のパーソナル空気清浄機で、首にかけて使います。
マスクを装着すると、空気清浄機に使われるようなフィルターを通して、きれいな空気だけがマスクの中に送られるようになっています。
見た目もヘッドホン感覚で、ちょっとおしゃれです。
なんと、大好評につき楽天ではすでに売り切れています。
再入荷したら検討してみてくださいね。
さいごに
新薬はちょっと高いですけど、重症の方にとっては嬉しいニュースでしたね。
花粉防止スプレーや食べ物をうまく利用して、花粉の季節を乗り越えていきたいですね。