意外に作るのが難しいおでんですが、正しい手順で作ればプロが作ったようなお店の味になるんです。
また、余ってしまったおでんのおいしいアレンジレシピもご紹介します。
おでんの正しい作り方手順➀だしの作り方
お店のおでんの味を作るには、プロの3ステップを参考にします。
まず1つ目のステップは、だしの作り方です。
市販のだしはかつお風味ですが、プロの味にするには…
昆布茶が必要なんです!
おでんのイノシン酸と昆布のグルタミン酸で、7~8倍もうま味が上がるんですよ。
zip!では顆粒タイプを使っていたようなので、保存もしやすい顆粒がおすすめです。
おでんの正しい作り方手順➁大根などの具材の下準備
一番おでんの味が染み込みにくい問題児といったら、だいこんですよね。
こちらの下準備の仕方をご紹介します。
まず皮むきですが、筋ができておりだしが染み込みにくいため、3mmくらい分厚く剥いて切ってください。
うすーく皮をむいていたらダメですよ。
そしてざくざくと隠し包丁を入れたら、輪切り包丁を2つお皿にのせてラップをし、電子レンジ(600w)で5分かけます。
こうすることで大根から水分を抜きます。
水分を抜くと、スポンジと同じような状態になり、だしを吸うんですよ。
この技は、おでんだけではなく普通の煮物を作る時にも使えますので、やってみて下さいね。
おでんの正しい作り方手順➂煮込む順番
おでんの具材を煮込む順番の呪文をご紹介します。
「だいこんぶねりたまぺん」です!
これは、「大根・こんにゃく・こんぶ・練り物・たまご・はんぺん」です。
これらを全部煮込んだあと、一旦鍋を火から離し、氷水につけて冷まします。
これは、味が染み込むのが温度低下時だからです。
粗熱を取るため、氷水に10分くらいつけてくださいね。
そのあと、再加熱します。
このとき、彩りや栄養を考えて葉物野菜を入れたいと思ったら、キャベツを入れてみてください。
キャベツは甘さがある野菜なので、甘みが増しておでんにもぴったりです。
キャベツの食感を残す為にも、煮込むのは約1分ほどにしてくださいね。
これで、たった約1時間でプロ直伝のおうちおでんの完成です。
余ったおでんのアレンジレシピ➀お好み焼き
おでん作りすぎてもう飽きた!余った!という時に使えるおでんアレンジレシピもご紹介します。
まずはお好み焼きに変身させちゃうレシピです。
使う具材は、大根・つみれ・がんもどき・ちくわ・たまご・ゴボウまき・こんにゃくなどです。
これらを細かく切って、細かく切ったキャベツと卵と混ぜます。
そこに小麦粉を投入し混ぜていき、ホットプレートで焼いてソースやマヨネーズをかけるだけで完成です。
すでにだしの効いているおでんを使っているから、わざわざお好み焼き粉を使わなくても、小麦粉でいいんです。
だしが口の中に広がる、美味しいお好み焼きになります。
余ったおでんのアレンジレシピ➁おでんクリームシチュー
こちらはお好み焼きよりもっと簡単なおでんアレンジレシピです。
牛乳とルーを入れて混ぜるだけの、約3分でできちゃう時短レシピです。
おでんにシチュー!?と思ってしまいますが、洋風シチューと和風おでんが合わさるとうま味がアップするんです。
だしが美味しいシチューになるので、zip!でも子供が「こっちの方がおいしい」と言って食べていました。
さいごに
たった1時間で美味しいおでんを作る方法が知れたのでよかったですね。
今までは具材をぽいぽい鍋に入れていただけでしたが、技を知っているだけで違いますね。
アレンジレシピも一緒に知っておけば、おでん作りがめちゃくちゃ楽しくなっちゃいますね。
ぜひおうちでおでんを作ってみてくださいね。