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2019年12月19日のzip!で、田中さんと桝さんが、究極の動物園の歩き方を教えてくれていました。
しかも、既に放送した動物園の歩き方の未公開の部分です。
季節によってもおすすめの動物が違うようなので、よく確認しておきましょう!
冬しか見られない求愛行動を見逃さない
動物園に入園して、まず手に入れるべきなのが、多くの動物園に置かれている無料ペーパーです。
これは、お得な情報の宝庫なんですよ。
例えば、多摩動物公園の場合ですと、オオフラミンゴが冬のダンスをする時期や、ラッパのような声で鳴きかわし始めたら注目した方がいいなど、ポイントが書かれていました。
これは、冬にしか見られない求愛行動のようです。
この無料ペーパーのおかげで、実際にフラミンゴのところに行った時、ピピっといった鳴き声に気づけました。
シンクロしたような同じような動きのダンスに、首でハートを作ったり、ムードが高まると翼をフッと広げたりと、冬ならではの貴重なワンシーンでした。
冬に活発になる動物は?
他にも、夏よりも冬に活発になる動物がいます。
冬に活発な動物の代表は、レッサーパンダです。
夏はぐでーっとしてだいたい寝ているレッサーパンダですが、冬は活発でよく動いてくれます。
これは、雪が降るような場所や高い山で生活しているからなんですね。
そしてもうひとつおすすめなのが、ユキヒョウです。
鋭い眼光がたまりませんよ。
冬に動物園に行ったら見てみてくださいね。
動物は自然に溶け込んで見る
動物園は動物が見やすければいいというわけではありません。
動物が中心となって生活している中で、人間がお邪魔して見るような形の方が、より自然の様子が見えるんです。
動物園によっては、ランドスケープ・イマージョンという、動物の生息地に近い環境を再現しているところがあります。
この環境だと、まるで生息地に入り込んだような感覚で観察ができるんですね。
夏には心がひんやりするような動物を見る
暑い夏に動物園に来るなら、ゾウを見るのがおすすめです。
ゾウの水浴びは豪快なので、見ているだけでこちらが涼しくなってきますよ。
ゾウは、鼻の中に5リットル以上の水をためておけます。
ペットボトルで言うと3本分くらいです。すごいですね。
ためた水はそのまま水分補給のために飲んだり、身体に浴びたりします。
水浴びが終わったあとは、砂浴びや泥浴びをします。
これは夏の暑い日差しから皮膚を守るためなんですが、見ている側からしたら「せっかく水浴びしてきれいになったのに~」と思ってしまいます。
そんなツッコミをして楽しくなるのも醍醐味のひとつですね。
手作り看板を見る
動物園には、動物の生態を解説する看板がいくつも展示されています。
実はここ、かなり面白いんです。
動物園によってはキャラ付けして楽しませてくれるんですよ。
例えば、口の悪いワイルドなモグラだったり、みつをの詩のように書いていたりと、看板を楽しみに来るお客さんもいるほどなんです。
動物を見る前に、まずは看板を見てみると楽しさアップですよ!
動物園の●●館に行くべし
桝さんが力強く語っていたのは、動物園にある●●館には行った方がいいということです。
例えば、上野動物園だったら両性爬虫類館、井の頭自然文化園だったら水生物館ですね。
動物園が百貨店だったら、●●館は専門店、ブランドのブースのようなもの。
そのものに特化したスペシャルな展示ブースが見られるということなんです。
多摩動物公園では昆虫生態園があり、ここもすごいんです。
中に一歩はいったら、まるで沖縄に来たかのような暖かさ!
蝶たちの楽園のような素晴らしい場所なんです。
特に桝さんは、中高6年間チョウ、大学アナゴ、大学院アサリという系列できたため、昆虫生態園はガチで一泊したいほど夢中になっていました。
多摩動物公園の昆虫生態園での撮影は実際は一年前になりますが、この時点で「先月この温室に話した蝶の数は4264匹(頭)」となっていました。
映像を見ても、かなりの数の蝶が飛んでいたので、小さい子供もかなり喜ぶんじゃないかと思います。
暖かいですし、冬に行くのもぴったりですね。
ぜひ行ってみてください。
さいごに
動物園は、動物によっては冬がおすすめだったりするようですね。
活発なレッサーパンダが見たいなら冬、ゾウの水浴びが見たいなら夏と、季節に合わせてまず何が見られるか確認してからいくといいのかもしれません。
でも調べていかなくても、無料ペーパーで確認すれば、その季節の見どころが分かっちゃいますね。
その時その時に見られる動物をよく見てあげてくださいね!
寒すぎて無理という方は、屋内の動物園もありますよ↓